本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載しているサービスの情報は2026年9月4日時点で各社の公式サイトおよびAV-TESTの公表値から確認したものです。最新の内容は各公式サイトをご確認ください。
買ってから合わなかったら困る、を先に解く
セキュリティソフトを入れずに来た理由が「重くなりそうだから」なら、その心配は第三者機関の点数で確かめられます。それでも残るのが、買い切りの製品を買って自分の環境に合わなかったときに戻ってこない金額のことです。この記事は、その1点を先に解いてから中身の話に入ります。
「重くなりそう」は点数で確かめられる
すでに支払ってしまった方へ
お金を振り込んでしまった、または個人情報を送ってしまった場合は、この記事より先に 詐欺被害にあったときの対処法 と、消費者ホットライン 188 への連絡を優先してください。この記事は、まだ被害に遭っていない段階の備えについて書いています。
独立系の試験機関AV-TESTの試験は、Protection(防御)・Performance(動作への影響)・Usability(誤検知の少なさ)の3項目を各6点、合計18点満点で採点します。動作への影響が、防御と同じ重さで点数になっているという設計です。この記事で扱うメーカーの製品は、2026年2月と6月のラウンドで、この動作への影響の項目が6点満点でした。
つまり「入れると重くなりそうだから」という先延ばしの理由は、点数を見るかぎり成立しません。
ただ、点数を見ても踏み切れない理由が、もう1つ残ります。買ってから自分のパソコンに合わなかったとき、そのお金は戻らないということです。過去に入れたソフトの警告の意味が分からず使いこなせなかった経験があるなら、なおさら同じ形の出費を繰り返したくないはずです。
この記事は、その1点に先に答えます。この製品は、買う前に自分のパソコンで動かして確かめられます。
先延ばしのあいだ、端末はそのまま
先延ばしそのものを責めるつもりはありません。ただ、状態は正確に書いておきます。
以前入れていたソフトの有効期限が切れている場合、画面にはアイコンが残り、常駐しているように見えます。定義ファイルの更新は止まっているので、実際の保護は入れていない状態に近づきます。「一応入っているはず」と思っている期間が、いちばん薄い状態です。
ここで「必ず被害に遭う」とは書きません。書けるのは、フィッシングは1回入力すれば成立するという性質と、送信した情報は取り消せないという性質の2つだけです。手口の側は フィッシング詐欺・偽メールの見分け方 と サポート詐欺の手口と対処法 にまとめています。
そして、先延ばしの理由が「合わなかったら無駄になる」なのであれば、その理由は試してから決めることで消えます。次の章で3社を並べたあと、そこだけを扱います。
3社を同じ表に並べる
この記事の主題は1つの製品ですが、都合の悪い列を落としません。防御の点数は、3社のなかでこの製品がいちばん低く出ています。先に書きます。
| ノートン 360 デラックス | ESET HOME セキュリティ エッセンシャル | ウイルスバスター クラウド | |
|---|---|---|---|
| AV-TEST 2026年2月 | 18点(Norton 360) | 17.5点(ESET Security Ultimate) | 16.5点(Trend Micro Internet Security) |
| AV-TEST 2026年4月 | 18点 | 17.5点 | 掲載なし |
| AV-TEST 2026年6月 | 18点 | 18点 | 17点 |
| 買う前に試す手順を本記事群で案内できるか | 案内していない | 案内していない | 案内している |
| 最大台数 | 3台 | 5台 | 3台 |
| 対応OS | Windows・Mac・スマートフォン・タブレット | Windows・macOS・Android(iOS非対応) | Windows・Mac・Chromebook・Android・iOS |
| 公式価格(税込) | 3台1年 7,680円(最初の1年間) | 5台3年 12,500円 | 3台1年 7,480円 |
AV-TESTの列は同機関の公表どおりの製品名で記載しています。「ESET Security Ultimate」「Trend Micro Internet Security」が国内販売の製品と同一であるとは、AV-TESTの公表資料からは確認できません。なお、他社にも試用の仕組みが用意されている場合がありますが、当サイトが体験版から購入まで一続きで案内できるのはこの製品だけです(掲載条件によるものです)。3ラウンド分の詳しい内訳は セキュリティソフト3社比較 にあります。
点数の差をどう読むかは、次の章の分岐に直結します。点数を最優先するなら、この製品は1番手にはなりません。それでもこの製品を選ぶ理由になるのは、下の1つだけです。
この製品が答えになるのは、どの場合か
1つに絞ります。買う前に、自分のパソコンで動かして確かめたいときです。
理由は単純で、当サイトが体験版から購入までを一続きで案内できるのが、3社のうちこの製品だけだからです。他の2社について同じ案内をしないのは、製品の優劣ではなく掲載条件の違いによるものです。読者にとっての意味は「試してから決めたいなら、この記事の順番どおりに進める」ということだけです。
当てはまらない場合の行き先です。第三者機関の点数を最優先したいなら ノートン360の記事 へ。守る端末が4台以上で、1台あたりの費用を下げたいなら ESET HOMEセキュリティの記事 へ進んでください。
体験版を入れてから、購入までの流れ
ここが本題です。順に書きます。
1. 30日間の無料体験版がある
公式の製品ページに「まずは製品版を30日間無料体験」と案内されています。あわせて、次の2つの注釈が公式に明記されています。
公式ページに明記されている注釈
・無料体験版のご利用の際は、クレジットカードの登録不要
・30日無料体験版は、無料体験期間終了後、自動で有償版に切り替わることはございません
この2つが、買い切りの不可逆性という障壁への直接の答えになります。カードを登録しないので請求の経路がなく、放置しても契約に変わりません。費用が発生するのは、体験版のあとに購入を確定したときだけです。
2. 30日で見るのは2点だけ
試用期間に全機能を確かめる必要はありません。先延ばしの理由になっていた2点だけを見てください。
- 動作の重さ:起動、ブラウザの表示、ファイルの保存が、入れる前と比べて待たされるようになっていないか
- 警告の分かりやすさ:警告が出たときに、何が起きて何をすればよいかが自分で読み取れるか
この2点は自分の環境でしか判断できません。点数表を何回読んでも分からない部分が、ここです。
3. 期限が来ると保護は止まる
体験版は30日で終わります。終わったあとは保護されていない状態に戻るので、期限内に続けるかどうかを決めてください。自動で有償版に切り替わらないということは、放っておくと保護も残らないということです。
4. 購入先はトレンドマイクロ・オンラインショップ
当サイトのリンクを経由した申し込みとして記録されるのは、トレンドマイクロ・オンラインショップでの購入だけです。App Store や Google Play での購入、電話での注文は対象外と案内されています。また、ブラウザの設定でCookieをオフにしている場合も記録が残りません。読者の側に不利益はありませんが、記事の立場を隠さないために書いておきます。
5. 体験版から購入する場合の期限
広告主の案内では、無料体験版を利用してから60日以内に購入に至った場合も対象とされています。逆に、体験版を入れたまま60日を超えてから購入すると、当サイト経由の記録としては扱われません。30日の体験期間が終わったあと、判断を1か月以上先延ばしにすると、そこは外れます。
6. 詐欺対策の範囲は、OSによって違う
公式の「OS別 対応機能一覧」によると、ネット詐欺対策はWindows・Mac・Chromebook・Android・iOS/iPadOSのすべてで対応と表示されています。一方、ウイルス対策の欄はWindows・Mac・Androidが対応で、ChromebookとiOS/iPadOSは対象外です。iPhoneに入れる場合に得られるのは、ウイルス対策ではなく詐欺サイト対策の側だと理解しておくと、期待がずれません。
そして、どのソフトでも「これで詐欺に遭わない」とは書けません。判定は自動化された仕組みで、新しく作られた偽サイトが判定に載るまでには時間差が残ります。訪問販売や電話といった画面の外の手口には、そもそも届きません(→ 訪問と電話の詐欺への備え)。
7. 個人向けには複数の製品が並んでいる
公式サイトの個人向けラインアップには、ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード/プレミアム、ウイルスバスター クラウド、ウイルスバスター クラウド+デジタルライフサポート プレミアム、ウイルスバスター モバイル、ウイルスバスター for Mac、ウイルスバスター for Home Network、トレンドマイクロ ID プロテクション、パスワードマネージャー、トレンドマイクロ VPN が並んでいます。
このほかに「トレンドマイクロ 詐欺バスター」という別製品も案内されています。名前から詐欺対策に特化した製品に見えますが、この記事のリンク先と同じ商品かどうかは、当サイトが確認できる範囲の資料に記載がありません。したがって、この記事ではその製品の購入を勧めません。
8. いま決める必要はない
今日できるのは、体験版を入れて動かしてみることだけです。カードの登録がなく、自動更新もないので、判断は30日後に持ち越せます。その場で決めなくて構いません。
向いている人・向かない人
下の表は、広告主が公開している成果条件・否認条件と、公式サイトの記載から作っています。
| 内容 | |
|---|---|
| 向いている人 | 買う前に自分のパソコンで動かして確かめたい(体験版の利用から60日以内の購入も対象)/iPhone・iPadを含めて守りたい(対応OSが5つ)/トレンドマイクロ・オンラインショップで購入する/守る端末が3台まで |
| 向かない人 | すでにこの製品またはモバイル版を使っていて更新したい(更新は対象外)/App Store・Google Playで買いたい/電話で注文したい(対象外)/月額更新製品を2か月目以降に購入する/ブラウザのCookieをオフにしている/体験版を入れたまま60日を超えてから購入する/購入後にキャンセル・返品を予定している/第三者機関の点数を最優先したい |
「向かない人」に当てはまった場合の行き先です。更新の手続きは、公式サイトに「契約更新」のページが用意されています。App Store・Google Playや電話で注文したい場合は、そのまま各経路で購入して問題ありません(当サイト経由の記録が残らないだけです)。点数を最優先したいなら ノートン360の記事、台数と費用なら ESET HOMEセキュリティの記事 です。Windowsの標準機能で足りる条件も 3社比較の記事 に書いています。
価格と、当サイトについて
公式の製品ページに掲載されている通常価格です(いずれも税込)。
| 製品 | 台数 | 1年版 | 3年版 |
|---|---|---|---|
| ウイルスバスター クラウド | 3台 | 7,480円 | 17,930円 |
| ウイルスバスター トータルセキュリティ スタンダード/プレミアム | 6台 | 8,470円 | 18,920円 |
出典:トレンドマイクロ「ウイルスバスター クラウド」製品ページ(trendmicro.com/ja_jp/forHome/products/vb.html・2026年9月4日確認)。台数は「1台にOSがひとつの場合」として表示されています。トータルセキュリティ側には、個人情報漏えい監視(ダークウェブモニタリング)とWi-Fi通信の盗み見防止(VPN)が含まれると記載されています。
1台1年あたりに割り直すと、クラウドの3台1年で約2,493円、3台3年で約1,992円です。3年でまとめても、1台あたりで見ると他社の5台契約より高くなります。費用だけで選ぶなら、この製品は1番手にはなりません。
シェアについて
公式サイトは、シェアの表示に必ず調査元と算出期間を添えています。当サイトも同じ形で引用します。コンシューマ向け製品の国内市場シェアは18年連続1位(出典:IDC Japan「国内エンドポイントセキュリティ製品市場シェア 2024年」コンシューマーデジタルライフプロテクション製品市場ベンダー別売上額シェア、算出期間2007〜2024年)。年次と調査元のない「シェア1位」という書き方はしません。
当サイトの立場
当サイトは、この記事に掲載しているリンク経由で購入があった場合に、広告主から報酬を受け取ります。そのうえで防御の点数が3社で最も低いことを表の1行目に置き、費用でも1番手にならないと書いているのは、条件に合わない読者に買ってもらっても双方にとって意味がないからです。この製品を選ぶ理由は、試してから決められる、という1点に限られます。
次にすること
体験版を入れる前に、カレンダーに30日後の日付を書き込んでください。体験版は期限が来ると保護が止まります。試す目的は「動作が重くならないか」と「警告の意味が分かるか」の2点だけです。この2つを30日のあいだに確かめて、期限までに続けるかどうかを決めてください。
あわせて、いま入っているソフトが残っていないかも確認してください。常駐するソフトを2本同時に動かすと、互いを検出し合って不具合が出ることがあります。Windowsの「設定 → アプリ → インストールされているアプリ」の一覧で確認できます。
参考・出典
- トレンドマイクロ「ウイルスバスター クラウド」製品ページ(trendmicro.com/ja_jp/forHome/products/vb.html・2026年9月4日確認)
- IDC Japan「国内エンドポイントセキュリティ製品市場シェア 2024年」(トレンドマイクロ公式サイトの注釈より引用)
- AV-TEST「Test antivirus software for Windows 11」home users 2026年2月・4月・6月ラウンド(av-test.org)
- ノートン 360 デラックス 製品ページ(jp.norton.com/products/norton-360-deluxe・2026年9月4日確認)
- キヤノン「ESET HOME セキュリティ ラインアップ」(personal.canon.jp/product/app/eset/lineup・2026年9月4日確認)