マッチングアプリで知り合った「医師」に500万円
被害者:54歳・女性 | 被害額:500万円
被害の経緯
夫を亡くして寂しかった時期に、マッチングアプリで海外赴任中の医師と知り合いました。毎日メッセージをくれて、気持ちが楽になりました。半年後「緊急手術が必要な患者のために機材費が必要」と言われ、断れず少しずつ送金。気づいたら500万円以上になっていました。会うことは一度もありませんでした。
この事例から学ぶこと
海外在住・写真がイケメン・すぐに深い関係になろうとする相手は要注意。お金の話が出た瞬間に詐欺を疑う。
ロマンス詐欺は感情的なつながりを悪用する非常に悪質な詐欺です。被害者は「本当に好きになった相手に騙された」という二重の傷を負います。海外在住の医師・軍人・技術者などを装うパターンが世界的に多く報告されています。
この詐欺の特徴
・マッチングアプリやSNSで接触し、毎日連絡して親密な関係を作る
・「海外在住」「軍人」「医師」「エンジニア」など会えない理由を作る
・プロフィール写真はモデルや著名人の画像を無断使用していることが多い
・長期間(数ヶ月〜1年以上)かけて信頼関係を構築してから金銭要求
・「医療費」「税関でトラブル」「投資の機会」など名目はさまざま
被害を防ぐために
写真の画像検索(Googleの逆画像検索)で同じ写真が別の人物として使われていないか確認しましょう。どんなに親密になっても、ビデオ通話で顔を確認するまでは信頼しないこと。特にお金の話が出た瞬間は詐欺を疑ってください。一度も会ったことのない相手への送金は絶対にしてはいけません。
被害にあったら
・警察署でロマンス詐欺の相談をする(サイバー犯罪相談窓口)
・振込先への返金要請(振込直後なら止められる可能性あり)
・国民生活センター(188)への相談
・被害者同士のコミュニティで情報共有(NPO法人や支援団体)
精神的なケアも重要
ロマンス詐欺の被害者は「だまされた」という羞恥心から相談を躊躇することが多いですが、これは非常に巧妙な犯罪であり、被害者に落ち度はありません。信頼できる家族や友人に話すことが回復への第一歩です。
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