相続税対策と言われた「タコ部屋投資」で多額の損失
被害者:72歳・男性 | 被害額:800万円
被害の経緯
銀行の担当者から「相続税対策に最適な不動産ファンド」を紹介されました。「元本割れリスクは極めて低い」と説明され、パンフレットも立派だったため800万円を投資しました。2年後に運用会社が破産し、回収できたのはわずか30万円程度でした。銀行は「あくまで紹介」として責任を認めませんでした。
この事例から学ぶこと
銀行や証券会社の紹介でも詐欺的商品はある。「元本割れリスクが低い」は法律で禁止された表現に注意。
金融機関(銀行・証券会社)の窓口や担当者から紹介される投資商品でも、リスクの高い商品や詐欺的な商品が含まれる場合があります。特に高齢者の相続税対策需要を狙った商品には注意が必要です。
この詐欺・悪質商法の特徴
・銀行・証券会社の担当者が「お客様だけに」と勧誘
・「相続税対策」「節税」など高齢者の関心が高いテーマを使う
・「元本割れリスクが低い」「安全な運用」など誤解を招く説明
・プロが作った立派な資料で信頼性を演出
・実際には高リスクまたは詐欺的な商品
被害を防ぐために
銀行員や証券会社の担当者の勧誘は、その会社の利益になる商品を販売していることを意識しましょう。投資前に家族や他の専門家(フィナンシャルプランナーなど)に相談することが重要です。「元本保証」「元本割れリスクが低い」という表現は法律で制限されており、これを言う業者は信頼できません。
被害にあったら
・金融ADR(金融ADR・苦情解決センター: 0570-016-811)に申立て
・弁護士への相談(適合性原則違反・説明義務違反の可能性)
・消費生活センター(188)への相談
・金融庁への情報提供
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