息子を名乗る電話で200万円をATMで振り込んだ
被害者:73歳・女性 | 被害額:200万円
被害の経緯
「お母さん、俺だけど、会社のお金を使い込んでしまった。上司が警察に届ける前になんとかしてほしい」と電話がありました。声が息子に似ていて疑いませんでした。「友人」を名乗る人が来て、現金200万円を渡してしまいました。夕方に本物の息子から連絡があって気づきました。
この事例から学ぶこと
「振り込め」ではなく「現金を取りに来る」形に変化している。家族の合言葉を決めておくのが有効。
オレオレ詐欺(振り込め詐欺)は進化しており、今やATMへの振り込みより「現金を直接受け取りに来る」手口が主流です。警察やコンビニ店員が被害を食い止めるケースも増えていますが、依然として多くの高齢者が被害にあっています。
この詐欺の特徴
・息子・娘・孫など家族を名乗り、突然「大変なことになった」と電話
・「警察に届ける前に」「会社をクビになる前に」と時間的プレッシャー
・「内密にしてほしい」と他の家族への確認を阻止する
・弁護士・上司・警察官を名乗る共犯者が次々に電話して信頼性を演出
・「現金で用意して、人を送る」とATMではなく手渡しを要求
被害を防ぐために
家族間で「合言葉」を決めておきましょう。例えば「ペットの名前」など本人しか知らない情報を確認します。電話がかかってきたら、一度切って自分の知っている番号にかけ直してください。「今日中に」「急いで」という言葉が出たら詐欺を疑うサインです。
被害にあったら
・すぐに110番通報
・現金を渡した場合は被害届を警察に提出
・全国の警察に「特殊詐欺被害防止コールセンター」があります
・一人で抱え込まず、市区町村の消費生活センターにも相談を
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