息子の交通事故「示談金」を急かされ現金を渡した
被害者:70歳・女性 | 被害額:250万円
被害の経緯
朝9時に「お母さん、大変なことになった。車で人をはねてしまって、相手が今すぐ示談金を払わないと警察に届けると言っている」と息子に似た声で電話がありました。続けて弁護士を名乗る男から電話があり、「今日中に250万円が必要」と言われ、指示通りに来た男性に現金を渡しました。本物の息子に電話したとき初めて詐欺と気づきました。
この事例から学ぶこと
突然の電話で「今すぐお金が必要」と焦らせる手口。必ず自分でかけ直して本人確認をする。
「示談金詐欺」はオレオレ詐欺の進化版です。声が似ていること、パニック状態で確認できなくさせること、弁護士・警察官・上司など複数の役を使って信頼性を高めることが特徴です。
この詐欺の特徴
・朝の早い時間帯に電話することが多い(判断力が低下しやすい)
・弁護士・上司・警察官などを名乗る共犯者が続けて電話してくる
・「急いで現金を用意してほしい」と振込ではなく手渡しを要求
・「家族に相談しないで」「警察に電話しないで」と孤立させる
・現金の受け取り役(受け子)が自宅に来る
被害を防ぐために
家族で合言葉を決めておきましょう。電話がかかってきたら一度切り、自分の電話帳にある番号にかけ直してください。「今すぐ現金が必要」「内緒にして」という電話は100%詐欺と疑ってください。最寄りの交番や警察署に相談するのも有効です。
被害にあったら
・110番またはすぐに最寄り警察署へ
・受け子に渡した現金は戻ってこない場合が多いが、被害届は必ず提出する
・同じ手口の被害者が増えることを防ぐために情報提供を
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